「‪創造力あふれるプレーとは ?ゲームのモデルが創造的プレーには必要‬」村松

2020年3月15日

僕は創造力あふれるプレーをするために、「柔軟な思考」と「テクニック」が求められると思っていた時期がありました。

スペインで学んだり、実際に指導を進めていくうちに、より具体的に感じるようになっていました。「柔軟な思考」、それはいかに情報を仕入れて主体性を持ってプレーを決めていけるか。「テクニック」、それは決めたプレーを行うための技術が最低限あれば良い、もしくは決めるための選択肢として技術の能力があれば良い。(テクニックとは日本語で技術ですが、特別なイメージが付いてしまっている)

そして『¿Qué es la “Periodización Táctica”?』を読み進めているうちに、面白い様々な文章に出逢うことになりました。その感動をすぐに伝えられるツイッターっていいね。新しい知識に出逢えた喜び、を表現することができるなんてね。

「育成年代のうちに創造力を養おう」「小学生に創造力あふれるプレーを」こういう言葉って、みなさんよく聞いてきたのではないですか?

「子どものうちは戦術に当て込まないで自由にプレーさせることが大切」「戦術は大人になってからでいい」これもこれも、よく育成年代の指導の現場でよく聞くワードだと思います。

しかしツイートしたのは、創造力溢れるプレーには「ゲームのモデル」が必要ということです。「ゲームのモデル」とは、そのチームの戦術の集合体です。ということは、創造力溢れるプレーには戦術が必要ということです。「戦術は駆引き」なので、相手なしの練習では磨かれません。要は、テクニックは直接的には関係していないということです。(関係はあります)

創造的なプレーと捉えるためには、秩序を持つための規律が必要とされます。その規律に応じ、選手の特性を活かしたプレーの決断が創造力溢れるプレーだと捉えることができます。

この創造性は、チームに一般的にあるものとして考えられています。監督が組織化していきます。

スペインでは育成年代の練習でも、決断を伴わない戦略的な練習を行うこともあります。それでも選手たちは試合で決断するような文化的背景があると思います。

日本の育成年代の練習の傾向としては、決断の伴わない練習をする際に、戦略的なものも省かれていることを見かけることは多いです。変わってきている部分もあると思いますが、戦略的な練習を嫌う監督は多いように感じますね。そして、試合で決断することを避けるような文化的背景があると思います。

クリエイティビティとリバティと横文字で書いてしまいましたが、創造性と自由性がない戦術は戦術ではないと言っています。

戦術は「言われたことをやる」ことではないです。「戦術は駆引き」、考えることが非常に大切なのですが、それを大人になってからやっていては「手遅れ」ですね。

戦術やフットボールに対する理解、これらが変わっていくことを願って書きました。