リーダー像とチームの構築

権威的か参加的か、監督が用いるリーダー像のスタイルは、チームの発展に影響する。どのようにセッションを組織するか、グループ化するための能力、選手たちへの許容、使う評価の基準、使用するモチベーションなど。リーダー像について最低限必要かと考えることは以下。

競合性:知識・現場での適応・取り組む姿勢。

自己を知ること:自身の強みと弱みを知るための内省・強化することや訂正もしくは嘘でなく隠すための権利。

自己への動機付け:毎日、各セッション、希望やエネルギーで取組む。良いことも悪いことも選手は監督を見る。

感情を知る:他人の場に移り根拠を理解する能力。コミュニケーションを潤滑に人と人の絆を強める。

権威に対する権利:役割から派生する権利であり他の人のリスペクトや評価から要求されるものではなく服従。軽蔑されるものだが、選手に対する良い扱い、良い仕事、リスペクト、奉仕や知識により獲得される認識が違う意味で権威となるでしょう。

 

育成カテゴリーとトップカテゴリーでは違う世界と考えるが、本質的には同じ。ところがコンテキストは変わるので、本質的なタスクをアンバランスにすることもある。結果、圧力、時間、すぐさまな評価、金、代理人、偽の興味などによって。どちらのカテゴリーにせよ、監督の基礎的な仕事を中心とするなら、チームの構築は以下。

人間のグループ:チームを練り上げるなら、様々な能力を持つ選手たちのグループがある。様々なパーソナリティや興味がある。監督が最初に試されるリーダー像は、全選手をグループ化するその能力だろう。共通の夢を創ることが何より大切。全員を動機付けし希望を持つ、例え厳しいとしても達成できそうな挑戦、これにより帰属の意識を持ち始める。この意識を強化しながらグループをリスペクトした小さなノルマを指示するのが適当である。

人間のスポーツ的チーム:全員が同じようにプレーする中で選手間の関係性は安定するが、個に対する要求は向上余地がある。したがって監督のリーダー像として対話の能力が反映される。その参加のスタイルと、その組織する能力。

人間のハイパフォーマンス的チーム:本質的な要求と外来的な要求のレベルが作動する。外来的な要求が、選手の感情的バランスとチームの安定性を継続的に脅す。監督のリーダー像は、状況にいて構えていなければならない。

 

このように、リーダー像を意識しながらチームを構築していく最中に、難しいチーム状態を迎えることがある。必ずある。悲観主義でありながら楽観主義へ行くことが求められるだろう。何が求められるか。

自制:ストレス、圧力、時間の欠如など簡単でない環境にいる監督は、常に落ち着きを持っていなければならない。それにより有害な全ての感情を支配する。もし監督が落ち着きを伝えるなら選手たちは落ち着く、もし安全性を伝えるなら安全を感じる、もし神経質であるなら混乱する、もし攻撃的なら感情のバランスを崩しプレーを管理できない。

モチベーションとリラックス:監督は各瞬間で選手そしてグループの活動レベルをはかり、適切なレベルにいるようにリソースを使用する。

ポジティブな雰囲気の創造者:言葉による罰や身体的な罰により恐怖の雰囲気をつくることもできるが、信頼を失い選手たちのタレントを奪う。逆に信頼の雰囲気をつくることもできる。エラーは習得の道具、共に深める。このタイプでは創造性やタレントが現れる。

コミュニケーションの能力:多くのことを知っていることではなく、知っていることをどのように伝えるか。チームの選手に応じることや、その瞬間のチームの内側もしくは外側の条件に応じること。

模範を通じて導くこと:見られる。

 

以上。できるかどうか、できているかどうか、わかることはないが意識的であること、そして自身での振り返りが重要だ。